3月に入り、ひな祭りの季節となりました。
この時期、長岡京市では歴史ある町家「神足ふれあい町家」にて、明治から昭和時代にかけての貴重なひな人形が展示されます。
今年もご利用者様と一緒に、華やかなひな飾りを見に行ってきました♪
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町家に入ると、ずらりと並んだひな人形がお出迎え。
その数、なんと120体!
明治12年に作られたと伝わる内裏びなや、明治33年の目録が残る七段飾りなど、どの人形も趣があり、皆様じっくりとご覧になっていました。
「まあ、綺麗やねえ」「昔、家にもあったわ」と、思い出話に花が咲きます。
優しいお顔のひな人形を眺めていると、自然と表情が柔らかくなられるご利用者様。
女性のご利用者様はもちろん、男性のご利用者様も「こんな立派なひな人形は初めて見た」と興味津々でした。


ちょうど私たちが訪れた日には、偶然にもチェロの生演奏が行われていました。
柔らかく響く音色と、ひな人形の雅な雰囲気が相まって、まるで時代を超えたような感覚に。
生の演奏を聴けるなんて、なんだか贅沢な体験でした♪
皆様うっとりと聴き入っておられましたよ♪

また、町家の庭も美しく整えられており、お天気にも恵まれたこの日、ひなたぼっこをしながらのんびりとした時間を過ごしました。
春の陽気に包まれながら、「気持ちいいねぇ」とほほ笑むご利用者様。
ひな人形鑑賞とあわせて、素敵な時間となりました。



華やかなひな人形と心地よい春の陽気に包まれた、心温まるお出かけとなりました。 また来年も、皆様と一緒に訪れたいですね♪